蓼科山、霧ケ峰登山 1 [登山]

8月17日 
AM 7:00 
新宿発の特急あずさにて出発。
AM 9:07 
茅野駅到着。
茅野駅.jpg
AM 9:50 
茅野駅前バスターミナル出発。
蓼科山 ロープウェイ乗り場.jpg
AM11:10 
蓼科山ロープウェイ前下車。
蓼科山 ロープウェイからみた風景4.jpg
ロープウェイで6合目過ぎまで
蓼科山ロープウェイから見た風景.jpg
綺麗なものです。
蓼科山 ロープウェイのモーター.jpg
蓼科山 恋人の聖地.jpg
ロープウェイを降りてすぐに恋人の聖地とかいう碑が、それに幸せの鐘なるものが。
これ、広島の宮島、それと尾道でも見ました。あとは、横浜のランドマークタワーの展望デッキでも。
蓼科山 ロープウェイ後の入山開始口.jpg
で、いよいよ入山開始です。ここからが地獄の始まりだったんです。
熊笹の中をずっと歩いて行くと”カサッカサッ”っと茂みの中で音が!
って、何が出るわけもなく、歩き続けると
蓼科山 7合目入山口.jpg
蓼科山の7合目入り口の鳥居をくぐりました。
このころになると、気分が悪くなっていきました。しかしここまで来て折り返すのはどうかと思い、取敢えずもう少し進む事に・・・
すると、その先は
蓼科山 登山道(ロープウェイ側).jpg
岩がゴツゴツした登山道というよりは、崖崩れした場所を歩いている感じ。
足を踏ん張っても砂利がずれるため、力が入らないのですよ。しかも、この辺りになると冷や汗が出始めました。
で、休憩を何度も取る羽目になり、ペースも段々と遅くなりました。
この頃になると写真を撮る余裕もなく、ただただ登りました。
で、この先、将軍平で登り最後の休憩を取ることに。

ここで、ご馳走になった濃厚アイスクリームが追い討ちをかける事に。
4時間近くバスと電車に揺られて、その状態で牛乳を飲んだ感じになり、更に気分が悪くなりました。
しかし、後30分で頂上らしいので頑張る事にしました。
ここから更に傾斜がきつくなりました。
もうゴツゴツの岩を登っていく感じ。途中で鎖を握りながらよじ登っていきます。
すると、僕らの前を行くツアーの団体さんが言いました。
「ここから振り返って見えるのが、枯れ縞平ですよ。絶景ですよね~」という言葉が。
って、この体調で振り返るとそのまま滑落しそうな感覚になってました。チラ見したら絶景でした。で、この頃になると手先もチリチリと痺れてきました。”結構ヤバイ”気もしてきました。

で、その15分後・・・
蓼科山山頂 山小屋.jpg
蓼科山 山頂 遠く見えるは蓼科神社.jpg
蓼科山山頂到着。標高2530m。やっと歩いて行きました。
「綺麗だねぇ。これは絶景だね!!」なんて話す余裕はなく、この先に見える神社の撮影の向かう余裕さえなかったのですよ。
蓼科山山頂の三角点.jpg
頂上が野球のグランドにできそうなくらい広いところでした。奥に見える蓼科神社と座標盤のところにも行きたかったのですが、気分の最悪で諦めました。何とか三角点だけは探して撮影。
で、この後、山頂ヒュッテでポカリを買いました。これが気分を更に悪くしました。
牛乳の後味の残る口の中にポカリが入ってきて、もう甘いのか牛乳臭いのかわからない感じ。高山で酸素も少ないのでしょうね、息苦しいし、ちょいと眩暈もする感じ。
しかし、登った以上が降らないといけないのが登山。しかし、何時もの事ながら降りは自信があったのです。それまでは・・・
実際は、下を向く度に貧血のような眩暈が・・・。しかし、これも森に入ればなくなるだろうと必死に堪えて下りました。
しかし、ずっとずっと続きます。
蓼科山 山頂~下山途中.jpg
まさにこんな急勾配を降りていくのですよ。で、この写真が最後の一枚。

で、この1時間後、嘔吐しちゃいました。体力の限界。
”もうこのまま倒れて、山岳警備隊を呼んでもらおうかなぁとか”とか”明日の朝までここで寝ようかなぁ”とか真剣に考えましたが、後1時間頑張れば・・・とひたすら歩き続けました。

その後
PM4:45 女の神茶屋前の蓼科山登山口バス停に到着。
しかし、バスはPM3:36が最後だったのです。
何と、予定を1時間もロスさせてしまいました。

で、仕方なくタクシーを呼ぶことに・・・。でも、神様はいました。
ここで捨てる神あれば、拾う神有り。
乗り合い乗車したいという人が現れて、白樺湖付近までの2000円はその方が支払ってくれました。
で、その後10分くらい走った所で、本日のお宿【シェットランド】に到着。

ホテル シェットランド.jpg
ホテル シェットランド2.jpg

気分も少しは良くなったのですが、楽しみにしていたコース料理はちょいと控えめに。
何とこのホテル、ワイン飲み放題のステーキ食べ放題なんです。
しかも、美味しかった。お部屋も小奇麗にしてあり、満足のお宿でした。

まぁ、反省点は昨晩の夜更かしですね。
寝不足に、電車の移動、バスの揺れ、蒸し暑い登山、乳製品の追い討ち、ポカリで精神力も崩壊。下山の有酸素運動が僕を破壊しました。
せっかく楽しみにしていたステーキも2枚だけ、美味しそうなチーズケーキは遠慮。ワインは苦手なので一口も飲まず仕舞い。でも、自業自得ですから仕方ないのですが(^^)

まぁ、それでも登って良かったと思ってます。
で、気分を取り直して翌日は霧ケ峰に挑みます。

行ってきました。百名山登山 [ひとり言]

夏季休暇に登山に行ってきました。
長野県の蓼科山、霧ケ峰に。

これが今までで一番過酷な登山になるなんて思いもよりませんでした。
それは明日からご紹介します。

それにしても、今年の夏行きたい国内旅行地で北海道、沖縄に次ぐ第3位の長野県なだけはある観光客の多い場所ばかりでした。


言の葉の庭 [映画]


【言の葉の庭/☆☆☆☆☆☆☆☆★★】

靴職人を目指す高校生のタカオは、雨の朝は学校をさぼり日本庭園で靴のスケッチを描­いていた。
そこで出会った、謎めいた年上の女性・ユキノ。やがて二人は約束もないまま­雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、心を通わせていくが、梅雨は明けようとしていた­・・・。

という話。

監督:新海誠の代表作でもある『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』の3作は見ました。正直な話、個人的には宮崎駿監督作【ハウルの動く城】を抑えての毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞した事を疑ったりもしたけど、この作品はクオリティが非常に高かったです。
☆9個でも良いくらいです。ただ、個人的にはこの倍の上映時間は欲しかったかなぁというわがままで☆8個です。
だからと言って、46分間が短いかというと決してそのような事もなく、あっという間に引き寄せられていきました。
話の展開も無駄がないというか、無駄を挟む余地がなかったと言った方が良いかも知れない・・・、そんな作品です。個人的には大好きな作品になりました。


カラスの親指 [映画]


【カラスの親指/☆☆☆☆☆☆☆☆★★】

「月と蟹」で直木賞に輝いた作家、道尾秀介の小説を実写化。ワケありの詐欺師コンビが­、ひょんなことから共同生活を送ることなった姉妹と青年と共に一世一代の勝負に挑む姿­を活写する。『テルマエ・ロマエ』の阿部寛とベテラン芸人の村上ショージが詐欺師コン­ビにふんし、絶妙な掛け合いを披露。共演には『北の零年』の石原さとみ、『グッモーエ­ビアン!』の能年玲奈、『トウキョウソナタ』の小柳友など、バラエティー豊かな顔ぶれ­が集結。全編にちりばめられた伏線が一気に回収される、ラスト20分に圧倒。

という話。

時間的には2時間半弱あるのですが、あっという間に終わりました。
脚本が原作を忠実に再現していました。
映画の内容もイメージ通りの展開で、非常に楽しめました。作家、道尾秀介の本はほとんど読ませてもらいました。哀しくて切ない中に温かみの残る作品が多い気がしますが、これもその作品のひとつでした。
直木賞を受賞した「蟹と月」同様、人間の闇が巧く描かれていたと思います。
ってか、どこまで伏線を張り巡らせばいいのだろうと思える作品でした。配役も良かったと思います。

皆さんにもお勧めの作品です。



妖怪人間ベム [映画]


【妖怪人間べム/☆☆☆☆☆★★★★★】

1968年に放送され人気を博したアニメを、亀梨和也、杏、鈴木福らの出演で実写化して話題となったドラマ「妖怪人間ベム」(2011年10~12月放送)の劇場版。醜い体に正義の心を持って生まれたベム、ベラ、ベロは、「名前の無い男」との戦いで、「人間になること」よりも「人間を守って生きていくこと」を選び、あてのない旅に出ていた。しかし、旅の果てにたどりついたある街で、謎の怪事件に巻き込まれた3人は、かつてない最強の敵と衝撃の真実に直面することになる。

という話。

もう突っ込みどころ満載な映画でした。
せっかくCGのレベルは高くなったのに、脚本が駄目にしている作品。この脚本で何故監督が納得するのか理解出来ない。子供向けの要素を踏まえてみても、この程度の脚本なら素人でも書けると思う。
そんな映画でした。 
以上

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