横道世之介 [映画]


【横道世之介/☆☆☆☆☆☆☆☆★★】

『パレード』『悪人』の原作者として知られる吉田修一が毎日新聞で連載していた作品を­映画化。長崎から上京してきたお人よしの主人公の青年と周囲の人々のエピソードが描か­れる。主人公とヒロインには、『蛇にピアス』で共演を果たした高良健吾と吉高由里子が­扮し、メガホンを『南極料理人』『キツツキと雨』の沖田修一が取る。サンバサークル­で披露する太陽の格好をした主人公の姿など、さまざまな要素で楽しませてくれる青春ス­トーリーに引き込まれる。

という話。

なかなかのんびりした映画でした。”そうだなぁ~、そんな奴クラスにいたよね”的な存在を見事に演じてました。
脚本も良かったですよ。何が良かったって、話を端折らずその分上映時間を延ばした点ですね。
160分近くあるのですが、これが絶妙の時間なのですよ。
話の展開も沖田修一らしいアングルや楽しさが満載で。ってか、もう沖田修一監督の作品には高良健吾とキタロウは必要不可欠になっている気がします。面白い作品でした。


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