京都・奈良 社寺仏閣巡り 35 中宮寺 [旅行]

今日ご紹介する寺院さんは由緒ある寺院さんなんですけど、ご紹介出来る写真はちょこっとしなかいので(^^)
東院伽羅に隣接する寺院。

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中宮寺(ちゅうぐうじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺に隣接する、聖徳太子ゆかりの寺院だそうです。
宗派は聖徳宗に属し山号を法興山と称し、本尊は如意輪観音、開基は聖徳太子または間人皇后とされている寺院。

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国宝

木造菩薩半跏像
本尊。飛鳥時代の作。
像高132.0cm(左脚を除く坐高は87.0cm)。広隆寺の弥勒菩薩半跏像とよく比較される。寺伝では如意輪観音だが、これは平安時代以降の名称で、当初は弥勒菩薩像として造立されたものと思われる。国宝指定の際の官報告示は単に「木造菩薩半跏像」である。材質はクスノキ材。一木造ではなく、頭部は前後2材、胴体の主要部は1材とし、これに両脚部を含む1材、台座の大部分を形成する1材などを矧ぎ合わせ、他にも小材を各所に挟む。両脚部材と台座部材は矧ぎ目を階段状に造るなど、特異な木寄せを行っている。本像の文献上の初出は建治元年(1275年)、定円の『太子曼荼羅講式』で、同書に「本尊救世観音」とあるのが本像にあたると考えられている。それ以前の伝来は不明である。現状は全身が黒ずんでいるが、足の裏などにわずかに残る痕跡から、当初は彩色され、別製の装身具を付けていたと思われる。

天寿国繍帳残闕(てんじゅこくしゅうちょう ざんけつ)
染織品は、陶磁器、金属製品などに比べて保存がむずかしい。本品は断片とはいえ、飛鳥時代の染織の遺品としてきわめて貴重なもの。現在、奈良国立博物館に寄託。1982年に製作されたレプリカが現在本堂に安置されている。聖徳太子の母、穴穂部間人皇女と聖徳太子の死去を悼んで王妃橘大女郎が多くの采女らとともに造った刺繍、曼荼羅である。もと2帳。その銘は『上宮聖徳法王帝説』にある。詳細は別項「天寿国繍帳」を参照。

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重要文化財

紙製文殊菩薩立像-鎌倉時代の作。経巻を芯とし、紙を糊で張り重ねて造像した珍しい仏像で、日本の重要文化財指定の彫刻のうち「紙製」はこの像のみである[5]。像内納入文書から、文永6年(1269年)の作とわかり、同文書にある「信□」は、中宮寺中興の祖である信如と推定される。東京国立博物館に寄託。
紙本墨書瑜伽師地論 二巻-奈良時代の作。

その他
刺繍阿弥陀三尊来迎像-鎌倉時代の作。
木彫雨宝童子立像-鎌倉時代の作。
表御殿 - 江戸時代後期建立の書院造。登録有形文化財。

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次回はこれまた大規模な寺院になります。もちろん世界文化遺産登録のあの寺院です。


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