長野・岐阜 旅行 ~ 乗鞍岳編 [登山]
7月13日(土曜日)
AM 7:00 JR新宿駅:中央線快速特急あずさ1号 出発
AM 9:45 JR松本駅到着
AM10:00 今回はJネットレンタカーさんにお世話になりました。
AM10:15 レンタカー屋さんを出発
AM10:40 アルプス街道 平湯温泉バスターミナル到着。
昼食:飛騨牛丼セット
だったのですが、ここでビックリハプニングが!!
なんと、噴水しちゃってました。
11:40分 バスターミナル出発。
この日、甲府市の最高気温は36度でした。東京も32度。山登りでそんなに高かったら・・・と思っていたのです。
半袖のラフなパンツで・・・。その時点で、山登りを舐めていたのでしょうね・・・。
乗鞍岳のバスターミナルに近付くに連れて、天候も悪くなり始めました。着いた頃には・・・
濃霧と風と霧雨が・・・・。
店内に入って気温を確認すると・・・・
5℃。・・・・・・5℃!!!
真夏に5℃ですよ。甲府市内では30以上の猛暑日なのに・・・・。って、山登りの基本が根本的に抜けていたのでしょうね。
で、いよいよ入山です。
歩くこと30分くらいで到着。
肩の小屋。
ここまでは、想定の範囲内でした。ここまでは・・・・。
しかし、ここからが超絶大変だったのです!!
ここまでです。
この先
一気に、岩ゴロゴロの足場も悪くなり
その先には
万年雪なのでしょうか、ビックリです。
で、天候が更に悪化しました。もう何かに掴まっておかないと飛ばされそうな暴風と、バチバチとレインコートに打ち付ける雨。
更に濃霧が激しくなりました。
すると、行く手にツアー客が30人ほど現れました。ちょこっとだけホッとしましたが、イライラもちょっと。
「その人たちに先に行ってもらいなさい」と強引に先に行かせようとするオバサン達。
「どうぞ、先に」と気を使ってくれているのでしょうが、その場所で休憩したかったのです。
まぁ、怒っても仕方ないし、先に進む事に。
そして、更に天候が悪くなりました。
少しずつ死と隣り合わせになっている感じがしました。
で、遂にその時が来ました。
乗鞍岳とは、飛騨山脈(北アルプス)南部の剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称で、朝日岳、摩利支天岳、富士見岳、屏風岳など23の山があり、広大な裾野が広がる日本百名山及び新日本百名山に選定されている山なんです。バスターミナルに着いた時点でその乗鞍岳には着た事になるのですが、目指すは主峰の剣ヶ峰なんです。
しかし、天候は最悪のコンディションでした。
で、遂に山頂らしき場所に到着。
権現池火山体の外輪山で標高が2,979mの蚕玉岳に到着したのです。
が、ここで今までの人生で一番の恐怖が!
なんと、この僕が暴風に煽られて、一瞬足を掬われ一瞬空中に浮いたのですよ。
どんだけ凄かったかっていうと
もう掴まっていないと簡単に飛ばされてしまいます。
約0.1tの僕でも簡単に飛ばされそうになるんだから、この写真に写っている人なんて、60kgくらいの華奢だから簡単に飛ばされますよ。
で、二人そろって宙に浮きました。直ぐに寝そべるように指示しました。
で、ほぼ匍匐前進で峰の反対側、風の弱い方へ非難しました。
で、休むこと10分。
クラブツーリズムの方々が追い着きました。
ここで、怖い事実が。この登山を引率しているツアーの方が、この山を未経験なんです。地図を見ながら歩いていました。
ぞっとしました。ほぼ素人が30人もの中高年を引率して山登りですよ。天候が良いなら未だしも、この悪天候に!
この先、行かない方が良いと思いますよと忠告はしたのですが、決行して進んでいったようでした。
僕らは、この先50mくらいで到着していた。主峰剣ヶ峰を諦めて、この蚕玉岳で引き返す事に。
死んでは元も子もないので。
帰りは比較的楽でした。
再び肩の小屋を通り、下山しました。で、その時の僕が
レインコートを持参していて正解でした。
本当に死ぬかと思いましたよ。真冬の格好を準備していて命拾いしました。
最近、ちょこっとずつ山登りしていますが、今回の経験はそうないでしょう。
下手すりゃ、
「昨日午後3時ごろ、北アルプス乗鞍岳で登山客が消息不明になりました。頂上付近は風速30m以上の猛烈な風と濃霧、大雨の悪天候で多くの登山客がキャンセルしていたとの事です。現在、山岳警備隊と自衛隊が出動して捜索を続けています」
ってな記事が出て、コメント欄に
「こんな状況で登る馬鹿が悪い。無駄な税金を使うな!」とか、書かれてしまうところでした。
PM4:50 乗鞍岳 畳平バスターミナル出発
PM5:35 平湯温泉バスターミナル到着
PM5:50 KKRたから荘到着
まぁ温泉に浸かり疲れを癒して、翌日は観光に専念です(^^)
AM 7:00 JR新宿駅:中央線快速特急あずさ1号 出発
AM 9:45 JR松本駅到着
AM10:00 今回はJネットレンタカーさんにお世話になりました。
AM10:15 レンタカー屋さんを出発
AM10:40 アルプス街道 平湯温泉バスターミナル到着。
昼食:飛騨牛丼セット
だったのですが、ここでビックリハプニングが!!
なんと、噴水しちゃってました。
11:40分 バスターミナル出発。
この日、甲府市の最高気温は36度でした。東京も32度。山登りでそんなに高かったら・・・と思っていたのです。
半袖のラフなパンツで・・・。その時点で、山登りを舐めていたのでしょうね・・・。
乗鞍岳のバスターミナルに近付くに連れて、天候も悪くなり始めました。着いた頃には・・・
濃霧と風と霧雨が・・・・。
店内に入って気温を確認すると・・・・
5℃。・・・・・・5℃!!!
真夏に5℃ですよ。甲府市内では30以上の猛暑日なのに・・・・。って、山登りの基本が根本的に抜けていたのでしょうね。
で、いよいよ入山です。
歩くこと30分くらいで到着。
肩の小屋。
ここまでは、想定の範囲内でした。ここまでは・・・・。
しかし、ここからが超絶大変だったのです!!
ここまでです。
この先
一気に、岩ゴロゴロの足場も悪くなり
その先には
万年雪なのでしょうか、ビックリです。
で、天候が更に悪化しました。もう何かに掴まっておかないと飛ばされそうな暴風と、バチバチとレインコートに打ち付ける雨。
更に濃霧が激しくなりました。
すると、行く手にツアー客が30人ほど現れました。ちょこっとだけホッとしましたが、イライラもちょっと。
「その人たちに先に行ってもらいなさい」と強引に先に行かせようとするオバサン達。
「どうぞ、先に」と気を使ってくれているのでしょうが、その場所で休憩したかったのです。
まぁ、怒っても仕方ないし、先に進む事に。
そして、更に天候が悪くなりました。
少しずつ死と隣り合わせになっている感じがしました。
で、遂にその時が来ました。
乗鞍岳とは、飛騨山脈(北アルプス)南部の剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称で、朝日岳、摩利支天岳、富士見岳、屏風岳など23の山があり、広大な裾野が広がる日本百名山及び新日本百名山に選定されている山なんです。バスターミナルに着いた時点でその乗鞍岳には着た事になるのですが、目指すは主峰の剣ヶ峰なんです。
しかし、天候は最悪のコンディションでした。
で、遂に山頂らしき場所に到着。
権現池火山体の外輪山で標高が2,979mの蚕玉岳に到着したのです。
が、ここで今までの人生で一番の恐怖が!
なんと、この僕が暴風に煽られて、一瞬足を掬われ一瞬空中に浮いたのですよ。
どんだけ凄かったかっていうと
もう掴まっていないと簡単に飛ばされてしまいます。
約0.1tの僕でも簡単に飛ばされそうになるんだから、この写真に写っている人なんて、60kgくらいの華奢だから簡単に飛ばされますよ。
で、二人そろって宙に浮きました。直ぐに寝そべるように指示しました。
で、ほぼ匍匐前進で峰の反対側、風の弱い方へ非難しました。
で、休むこと10分。
クラブツーリズムの方々が追い着きました。
ここで、怖い事実が。この登山を引率しているツアーの方が、この山を未経験なんです。地図を見ながら歩いていました。
ぞっとしました。ほぼ素人が30人もの中高年を引率して山登りですよ。天候が良いなら未だしも、この悪天候に!
この先、行かない方が良いと思いますよと忠告はしたのですが、決行して進んでいったようでした。
僕らは、この先50mくらいで到着していた。主峰剣ヶ峰を諦めて、この蚕玉岳で引き返す事に。
死んでは元も子もないので。
帰りは比較的楽でした。
再び肩の小屋を通り、下山しました。で、その時の僕が
レインコートを持参していて正解でした。
本当に死ぬかと思いましたよ。真冬の格好を準備していて命拾いしました。
最近、ちょこっとずつ山登りしていますが、今回の経験はそうないでしょう。
下手すりゃ、
「昨日午後3時ごろ、北アルプス乗鞍岳で登山客が消息不明になりました。頂上付近は風速30m以上の猛烈な風と濃霧、大雨の悪天候で多くの登山客がキャンセルしていたとの事です。現在、山岳警備隊と自衛隊が出動して捜索を続けています」
ってな記事が出て、コメント欄に
「こんな状況で登る馬鹿が悪い。無駄な税金を使うな!」とか、書かれてしまうところでした。
PM4:50 乗鞍岳 畳平バスターミナル出発
PM5:35 平湯温泉バスターミナル到着
PM5:50 KKRたから荘到着
まぁ温泉に浸かり疲れを癒して、翌日は観光に専念です(^^)
2013-07-23 00:00
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いつか乗鞍岳に登ってみたいと思っています。
それにしても、どこに行ってもクラブツーリズムの団体さんに会いますね。
by YUMI_KO (2013-07-24 22:03)
YUMI_KOさん、是非登って下さい(^^)
尾瀬より全然楽ですよ。正味3時間もかかりませんし、天候が良ければ本当に絶景なんだと思います。
僕も次回は絶景の見られる天候を狙いたいと思います。
それにしても、クラブツーリズムの方々って本当に見かけますよね。本当に大丈夫なのかなぁとか思っちゃう素人レベルの方が引率しているのを見ると、ぞっとします。
by mirai (2013-07-25 09:52)