へルタースケルター [映画]


【☆☆☆☆★★★★★★】

第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の同名コミックを、写真家・蜷川実花の監督第2作として実写映画化。主演は「クローズド・ノート」以来5年ぶりの銀幕復帰となる沢尻エリカ。
究極の美貌とスタイルを武器に芸能界でトップスターとなったモデルのりりこだったが、その美貌はすべて全身整形で手に入れた作り物だった。そんな誰にも言えない秘密を抱えながらも、人々の羨望の的となり欲望渦巻く世界をひた走るりりこは、やがてある事件を巻き起こし・・・・・・。

という話。

この映画は、監督が駄目なのでしょう。
まず色彩がキツイ。この監督の前作【さくらん】の時にも思ったが、独りよがりの作品でした。出演者は悪くないのにあり得ない世界観が更に面白さを割いていました。
個人的に沢尻エリカは好きではないけど、これだと沢尻エリカが可哀想で仕方がなかった。あんなに体を張った演技をしたのに、勿体無い限りでした。
女性だとその気持ちも分かる!とか言う人いるみたいだけど、女性のダークな部分だけを描いて、女性本来の綺麗な部分は描かれていなかった。勿体無いです。
ラストがふ~ん・・・・って感じでした。

たぶん、これが僕が今年見る最後の作品でしょう。
では、明日からはそんな映画の今年の総評をしたいと思います。




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