モンスター [本]

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【モンスター/☆☆☆☆☆☆☆☆★★】

町でいちばん美しい女は、かつてバケモノと呼ばれていた。

醜い女が完全なる美を獲得した先にあるのは、誰もが羨む幸せか、それとも破滅か・・・・・・。
ベストセラー『ボックス!』『永遠の0』の著者、待望の書き下ろし最新小説!

田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔は、かつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ、友達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった・・・・・・。

という話。

この人の本は初めて読みました。
台詞がより『リアル』な言い回しでした。じゃぁ、何が何処が・・・・と言われると伝えにくいですが、この主人公の女性の心が非常に巧く表現されていて、次の展開、そしてその先!が、気になる作品に仕上がっていました。最近読んでいた貴志祐介と比べると、文章に若干の荒さを感じたが、たぶんそれは登場人物の性格に合わせているものだったら、納得でもあります。ただ、ひとつだけ言わせてもらうならラストが・・・・って感じでした。

次は、【百田直樹/輝く夜】を読んでいます。イヴの夜の奇蹟。なんてなテーマのようですが・・・・。この時期にぴったりの作品かと(^^)[雪]


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