かぐや姫の物語 [映画]


【かぐや姫の物語/☆☆☆☆☆☆☆☆☆★】

高畑勲監督が「ホーホケキョとなりの山田くん」(1999)以来、約14年ぶりに手がけた監督作。日本最古の物語といわれる「竹取物語」を題材に、「罪を犯したために、この地に下ろされた」とされてるかぐや姫の犯した罪、そして、罰とは何かを描き出す。主人公のかぐや姫役の声優は、映画「神様のカルテ」やNHK連続テレビ小説「てっぱん」などに出演した新進女優の朝倉あき。2012年6月に他界した俳優の地井武男が、作画完成前に声を収録するプレスコ方式で生前に収録を済ませており、かぐや姫を見つけ育てる翁役として声優出演を果たした。宮崎駿監督作品で常連の久石譲が、高畑監督作で初めて音楽を担当。

という話。
2箇所だけ??ってシーンがあるのですよ。個人的にはそこがどうしても納得いかないので★1個で。
ただ風景や登場人物の描写は高畑監督らしいタッチで素晴らしかったと思います。
人の見栄や欲の結末。人間の浅ましさや心の美しさなどが巧く表現されていたと思います。1回目見た時には、「にほん昔話の長編」って感じがしましたが、2回目見ると全く違う感覚で見れましたね。
ジブリ作品の新たな名作だと思います。



そして父になる [映画]


【そして父になる/☆☆☆☆☆☆☆★★★】

『誰も知らない』などの是枝裕和監督が子どもの取り違えという出来事に遭遇した2組の­家族を通して、愛や絆、家族といったテーマを感動的に描くドラマ。順調で幸せな人生を­送ってきたものの、運命的な出来事をきっかけに苦悩し成長する主人公を、大河ドラマ「­龍馬伝」や『ガリレオ』シリーズの福山雅治が演じる。共演は、尾野真千子や真木よう子­をはじめ、リリー・フランキー、樹木希林、夏八木勲ら個性派が集結。予期しない巡り合­わせに家族が何を思い、選択するのか注目。

という話。

「出来損ないのパパ」って台詞で、映画が救われました。個人的には”ん~・・・”って箇所もあったんだけど、この台詞で映画が締まりました。
出産時の子供の取り違いってもっと騒ぐ事なのかと思ったけど、映画を見る限りではそんなもんなんだぁって感じのレベルでしたので、その部分が関心を下げた感じでした。ってか、考えるともっと深い映画だと思いました。
でも、BGMがキツい・・・。
まぁ、感動するのは確かですので、皆さん是非映画館へ。

CABIN  [映画]


【CABIN/☆☆☆☆☆☆★★★★】

バカンスで大騒ぎする若者たちが恐怖に陥れられる定番の展開を、あえて覆すことに挑戦­した異色のスリラー。出演は、『ハプニング』のクリステン・コノリーや『マイティ・ソ­ー』のクリス・ヘムズワース、『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンスなど。『ク­ローバーフィールド/HAKAISHA』の脚本を担当したドリュー・ゴダードが本作で­監督デビューし、共同脚本に『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が名を連ねる。­ホラーの王道から一転、モニタールームの存在が明かされて以後の怒どうの展開に目がく­ぎ付けになる。

という話。

もうヤケクソの何ものでもない映画でした。予告で「ここまでは予測可能・・・」的な事を言っていたけど、「分かるか!ボケ[どんっ(衝撃)]」的な展開でした。最後にシガーニーウィーバーが出てきた時には、もう何でも来いのストーリーが半分笑えます(^^)
ギャグですね、もう。

極道の妻たち Neo [映画]


【極道の妻たち Neo/☆☆☆☆★★★★★★】

家田荘子のルポタージュが原作で、岩下志麻、十朱幸代、三田佳子、高島礼子らが主演してきた人気やくざ映画シリーズ「極道の妻たち」を、新たに黒谷友香主演で映画化。西京連合鬼場組組長・鬼場満の妻、琴音は、同じ西京連合の加藤組組長・加藤修平を夫にもつアザミが追っていた女・西澤サクラをかばう。アザミにはかつて自分の愛した男を鬼場満に殺された過去があり、その復讐を果たすため加藤の妻になっていた。サクラを介して思いがけず琴音とアザミが出会ったことで、大きな陰謀が動きはじめる。これまでのシリーズタイトルは「極道の妻(おんな)たち」だったが、本作は原作同様に「極道の妻(つま)たち」と読む。

という話。

まぁ、先代が強すぎましたね。しかも話の展開が軽い。
高島礼子の時にも感じたけど、極道の道が安っぽく見えてしまう。映画の中で死ねば極道、そしてそれで報われるみたいな感じが浅い。
まぁ、次回は見ません。

ポゼッション [映画]


【ポゼッション/☆☆☆☆☆☆☆★★★】

『スパイダーマン』シリーズを大ヒットさせたサム・ライミがプロデューサーに回り、『­ナイトウォッチ』のオーレ・ボールネダルが監督を務めた驚がくのホラー。2004年に­「Los Angeles Times」に載った都市伝説の記事を基に、ある少女を襲う衝撃の出来事を映し出す。­主人公に抜てきされたのは、カナダ出身の新星ナターシャ・カリス。デンマーク出身の監­督によって作り上げられた緊張感あふれる映像や、細やかな心理描写に戦慄(せんりつ)­する。

という話。

最初に一言。予告にずれが・・・ ネットオークションではないですよ。
まぁ、☆7個が妥当だと思います。
サムライミが好きな演出が多い感じでした。激しい描写は少なかったし、思ったよりホラーしてませんでした。ただドキドキ感は終盤まで残されていましたので、その点は評価。ラストがあまりにも杜撰だったのが、☆7個ですね。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。