京都・奈良 社寺仏閣巡り 23 大徳寺周辺 その2 [旅行]

大徳寺のつづき。

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国宝

唐門 - 1952年3月指定。
方丈及び玄関 - 1956年6月指定。
絹本墨画淡彩観音猿鶴図 - 1951年6月指定
中国南宋時代(13世紀)の絵画。牧谿筆。「観音図」の左右に「猿図」「鶴図」を配する三幅対で、寸法は「観音図」が縦171.9センチメートル、横98.4センチメートル、「猿図」は縦173.3センチメートル、横99.4センチメートル、「鶴図」は173.1センチメートル、横99.3センチメートル。足利将軍家の美術コレクションである東山御物に含まれ、駿河国今川氏の太原雪斎により大徳寺に寄進されたという。足利義満の旧蔵を示す「道有」印(観音図)、「天山」印(猿図・鶴図)が捺されている。
絹本著色大燈国師像 - 1953年3月指定
開祖宗峰妙超の頂相。建武元年(1334年)の作。寸法は縦115.5センチメートル、横56.7センチメートル。宗峰妙超の頂相は数多く存在し多くは像容は共通するが、当像は中でも根本像として評価されている。
虚堂智愚墨蹟(きどうちぐ ぼくせき)- 1952年3月指定
中国南宋時代(13世紀)の墨跡。寸法は縦41.7センチメートル、横120センチメートル。虚堂智愚が達磨忌に際して記した香語で、虚堂智愚は大徳寺開山宗峰妙超の師である南浦紹明のさらに師である中国僧。年代は虚堂の晩年にあたる径山興聖万寿禅寺住職時代の咸淳3年(1267年)から死去する咸淳5年までの間と推定されている。千利休高弟の山上宗二から豊臣秀長家臣桑山重晴に伝授され、大徳寺に寄進されたという。
後醍醐天皇宸翰御置文 元弘三年八月廿四日 - 1951年6月指定
後醍醐天皇の宸翰。寸法は縦48.8センチメートル、横87.9センチメートル。元弘3年(1333年)8月24日の筆。内容は後醍醐天皇が大徳寺には開山宗峰妙超の門流のみを止住させる「一流相承」を認めた置文である。元弘3年5月には後醍醐天皇の倒幕運動により鎌倉幕府が滅亡し、天皇が京都に入り論功行賞を行っていた時期にあたる。大徳寺に対してはこれに前後して荘園の寄進が行われており、後醍醐天皇の宗教政策の一環であると考えられている。

重要文化財

建造物
勅使門
仏殿(附明月橋)
法堂(附廊下)
山門
浴室
経蔵
廊下
寝堂
庫裏
侍真寮
鐘楼
絵画
絹本著色運庵和尚像 - 嘉定十一年の自賛あり
絹本著色虚堂和尚像 - 咸淳改元の自賛あり
絹本著色大応国師像 - 正応改元の自賛あり
絹本著色大燈国師像
絹本著色長生比丘尼像 - 文安六年七月十日養叟賛
紙本淡彩楊岐和尚像 - 文清筆、養叟の賛あり
紙本淡彩養叟和尚像 - 文清筆
絹本著色五百羅漢像 - 林庭珪・周季常等筆 82幅
絹本著色後醍醐天皇像
絹本著色十王像
絹本著色楊柳観音像 - 1900年重文指定
絹本著色楊柳観音像 - 1907年重文指定
絹本著色楊柳観音像 - 1908年重文指定
紙本著色仏涅槃図(狩野松栄筆)・紙本墨書仏説教誡経(近衞家熙筆)
紙本墨画柏鷹芦鷺図 - 曽我二直庵筆 六曲屏
絹本墨画竜虎図 - 牧谿筆
絹本墨画竜虎図 - 伝牧谿筆
紙本墨画芙蓉図 - 伝牧谿筆
方丈障壁画 - 狩野探幽筆、83面。もと84面だったが、1966年に火災で壁貼付1面(猿曳図)を焼失した。
彫刻・工芸品
木造大燈国師坐像(雲門庵安置)
鳳凰沈金経箱
書跡典籍・古文書
花園天皇大燈国師御問答書 2幅
紺紙墨書法華経 - 近衞家熈筆
大蔵経 2018冊うち版本6冊
法華経 - 常子内親王筆
徹翁義亨墨蹟 言外号
虚堂智愚墨蹟 尺牘
花園天皇宸翰置文 建武四年八月廿六日 - 興禅大燈国師宛
宗峰妙超(大燈国師)墨蹟 遺偈 建武丁丑臘月日
宗峰妙超(大燈国師)墨蹟 投機偈 南浦紹明加印証語
大燈国師自筆法語(解夏小参語)
景徳伝燈録 - 宗峰妙超(大燈国師)筆
大燈国師自筆書状(其後何条云々 二月廿四日 )
大燈国師自筆書状(路次無殊事云々 十月三日 )
大燈国師自筆書状(綸旨無相違云々 八月八日 )
大燈国師自筆置文(法衣所伝語 建武四年臘月日 )
大燈国師自筆置文(元亨四年五月六日)
大燈国師自筆置文(元徳三年八月四日)
大徳寺諸庄園文書目録(貞和五年十一月廿七日)
中納言奉書並高家庄絵図
徹翁和尚筆七ヶ条制法(建武四年五月十五日)
大徳寺文書 4267通

史跡・特別名勝

方丈庭園

こんなにもの国宝、重文を持っているのに、儲けようという精神のないお寺集団でした。何か良い感じ。

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次回は、いよいよ今回の旅行で京都最大の目的地のひとつをご紹介。
流れで、もう気付いている人もいるかも知れないですけどね(^^)

まだまだ・・・つづく。


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