ラットマン [本]
【ラットマン/☆☆☆☆☆☆☆☆★★】
結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。
本当の仲間とは、家族とは、愛とは・・・。
という話
全体的なイメージとしては、【優しい死】って、感じでしょうか。
もう、この人の虜になりそうなくらいに言葉のトラップが多すぎます。
ん??? 決して、迫力があり勢いのある作品ではないと思うけど、面白さはなかなかです(^^)
冒頭のエレベーターの中の会話なんて、単行本でこんなにイメージさせるなんて凄いよ。
終盤で、大どんでん返しのどんでん返しを繰り返すだが、この人はよくもこんなに練り上げられるものだと感心しちゃいます。
そんなに長い話ではないけれど、あと少しだけ・・・・と思って読みたくなる本でした。
次回は、今読んでいる【骸の爪】をご紹介します。
2012-07-09 08:25
nice!(11)
コメント(2)
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すごく興味深々です~
こんなの大好き
by ふぢたしょうこ (2012-07-09 12:04)
ふぢたさん、この著者の本は面白いですよ(^^)
by mirai (2012-07-14 14:20)