早春の鎌倉観光 常栄寺【牡丹餅寺】 [社寺仏閣]
日蓮宗慧雲山常栄寺は、慶長十一年(1606年)創建で、開山は日詔上人です。
常栄寺は、日蓮が龍ノ口(藤沢市片瀬)の処刑場に護送される途中、この地に住んでいた「桟敷の尼」が、「胡麻入りのぼた餅」を捧げたという言い伝えから、「ぼたもち寺」と呼ばれている。
その後日蓮が奇跡的に処刑を免れたことから「頸つぎのぼた餅」という逸話が生まれ、「御首継ぎに胡麻の餅」といわれるようになったという。
常栄寺の創建は1606年(慶長11年)、寺号は「桟敷の尼」の法号「妙常日栄」にちなんだもの。日蓮が法難に遭った9月12日には、「ぼたもち供養」(龍口法難会)が行われているそうです。
余談ですが、ここの住職の好物は何だと思いますか?
NHKの旅番組でこの住職が答えたのは・・・・
ナレーター
「では、最後にご住職の好物は何ですか?」
ご住職
「塩大福」
ナレーター
「牡丹餅ではなく、塩大福ですか?」
ご住職
「そう、どうも牡丹餅は甘過ぎて・・・(^^)」
てな、やりとりでした。
その時、住職がカメラマンさんにこっちこっちと言って、撮影させたのが門の右下
門の右下には何と書いてあるかというと
小さく、常栄寺と書かれていました。
この謙虚さが常に栄える寺院の由縁・・・ってな、事を話していました。
いやぁ、面白い寺院さんでした。