京都・奈良 社寺仏閣巡り 16 番外編 琵琶湖疏水 [旅行]

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琵琶湖疏水は、第1疏水(1890年に完成)と第2疏水(1912年に完成)を総称したものである。両疏水を合わせ、23.65m3/sを滋賀県大津市三保ヶ崎で取水する。
その内訳は、水道用水12.96m3/s、それ以外に水力発電、灌漑、工業用水などに使われる。また、疏水を利用した水運も行なわれた。水力発電は通水の翌年に運転が開始され、営業用として日本初のものである。その電力は日本初の電車(京都電気鉄道、のち買収されて京都市電)を走らせるために利用され、さらに工業用動力としても使われて京都の近代化に貢献した。水運は、琵琶湖と京都、さらに京都と伏見・宇治川を結んだ。落差の大きい蹴上と伏見にはケーブルカーと同じ原理のインクラインが設置され、船は線路上の台車に載せて移動された。水運の消滅に伴いインクラインはいずれも廃止されたが、蹴上では一部の設備が静態保存されている。現在[いつ?]でも無鄰菴や平安神宮神苑、瓢亭、菊水、何有荘、円山公園をはじめとする東山の庭園に、また京都御所や東本願寺の防火用水としても利用されている。一部の区間は国の史跡に指定されている。また、疏水百選の一つである。
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明り区間のうち、大津市(第1疏水第1トンネル入口付近)、京都市山科区(山科疏水)、京都市東山区(インクライン周辺-鴨川)のいずれも、沿線にサクラが植えられている区間が多く、開花期には水とサクラの織りなす風景を見ることができます。
平安神宮南側の一部区間では観光シーズンなどに小型の遊覧船が就航することがある。なお、大津から京都までの全区間に遊覧船に就航させてはどうかという提案がなされることがあるが、トンネル区間が多いことなどから実現されていない(2010年の「疏水完成120周年」の目玉事業として、トンネル区間を含んだ遊覧船就航やインクライン復活が京都商工会議所を中心に検討されたが、予定の2010年を過ぎても実現していない)。
南禅寺境内にある水路閣はテレビドラマの撮影に使われるなど京都の風景として定着している。建設当時は古都の景観を破壊するとして反対の声もあがった一方で、南禅寺の三門には見物人が殺到したといいます。
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で、この琵琶湖疏水の関係する場所に向かう事になります。
それはまた次回。

つづく。


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