九州旅行 その1 [旅行]

久しぶりの更新です。
先週、台風の影響で飛行機が一日遅れた以外は天気にも恵まれました。
今日から今回巡った観光地をご紹介したいと思います。

今回は乗り物の旅を。

羽田空港.jpg
乗ったのは、ソラシドエアのくまもんVer.でした。見慣れると可愛いものかも・・・しかしこのくまもんを嫌になるくらい見る事になるのです。
ソラシドエアから見た空.jpg
この被写体が結構好きなんです。飛んでる感じがするから(^^)
ソラシドエア 空3.jpg
ソラシドエア 空2.jpg

ソラシドエアから見える飛行機の影と虹.jpg
これは初めて見ました。飛行機の影を囲むように虹が出ていました。
ソラシドエアから見た房総半島.jpg

で、宮崎に着いて、JR九州に乗換えました。
いつもは空港まで迎えに来てもらっているのですが、今回は電車で最寄り駅まで帰ろうかと。
で、最初に見てビックリしたのがこれ。
JR九州 変わったシール.jpg
電車の床に座り込むってどんな田舎もんなんだろう・・・。ってか、こんなステッカーが作られるくらいだから多いのでしょうね・・・ 
同じ宮崎県人としては恥ずかしい限りです。

でも、景色は素晴らしかったし、珍しい電車も見られました。
JR九州 日南線車両.jpg
JR九州 古い車両?.jpg

JR九州 車内から見た尾鈴山系.jpg
で、この山系が尾鈴山系です。住んでいた頃には全く興味がなかったけど、いざ帰省してみると気になります。
本当は、今回この尾鈴山系にある【国の名勝:尾鈴山系の瀑布群】を見たかったのですが次回に見送りました。

で、今回行ったのは

阿蘇の大観峰
大分の久住高原
熊本の通潤橋
熊本の清和文楽館
大分の夢大吊橋
宮崎の日向岬
宮崎の青島

走行距離は450kmでした。結構走ったかと思います。
明日からはこの順番でご紹介したいと思います。




九州旅行 [旅行]

明日から3泊4日で帰省を兼ねた旅行です。
宮崎、熊本、大分を廻ります。まぁ、宮崎は地元なんで帰省ですが、熊本と大分は旅行で色々なところを廻ります。

予定では、竹田市内、高千穂峡、久住高原、九重連山、阿蘇山、通潤橋、夢大吊橋、熊本市内観光ってな感じです。それに宮崎観光も兼ねてです。

どんな旅になるやら。


執筆中 その2 [ひとり言]


 「早く逃げろ!ここは俺が何とかする!早く」
 『でも・・・』
 「急げ!」
 「仕方ない、ここは健二に任せよう」
 『健二!トンネルの6番非常扉だから』
 「わかった!早く」

 耳川を跨ぐように国道10号線が走っている。その昔、国道を開通させる為に設けられた美々津と幸脇の町を結ぶ古い橋、技術の発達でより利便性のある長い橋が架けられるようになり、迂回する形で走っていた国道を2km弱短縮する形で設けられた橋。その古い橋の上で、全力疾走しながら5人の若い男女が叫んでいた。その後方から100体以上はいようかという群れを成した悪鬼が無残な肉塊を曝け出しながら差し迫っている。
 健二は、栄養ドリンクなどの小さな瓶で作った手製の火炎瓶を悪鬼の群めがけて投げた。1本、2本、3本と次々にバッグから取り出して、投げた火炎瓶は小さい割に燃え広がりは激しく、橋の上は忽ち火の海と化した。手持ちの火炎瓶の半分を次々と群の中に投げ入れながら、健二は全速力でトンネルの中へと急いだ。理由など判らないが、悪鬼達は火を異常に嫌い火が消えるまでは決して追っては来ない。悪鬼達の弱点が火であるかも定かではないが、それ以外未だに鬼達の足止めする手段が見出せない今、逃げる他に生き残る術がなかった。
 
 健二は必死にトンネルの中に逃げ込んだ。元は高速道路のトンネルだったが、今では通行する車もなく路面上のアスファルトは裂け、その隙間からは雑草が思い存分に丈を伸ばしている。その草を足で掻き分けながら手前から3番目の非常扉を目指した。ちょうど辿り着こうという時、扉を少し開けて美香が手招きしていた。
「馬鹿!隠れろ!」
『大丈夫。後ろはまだ火の海だから』
「煩い!下がれ!」
 健二は非常扉めがけて走りながらバッグの中の液体を取り出し容器のキャップを開けた。扉を開け、閉める間際に液体をドアノブに振り掛け、内側から鍵をした。その数秒後、悪鬼達が次々とトンネルの入り口へと辿り着いた。悪鬼達が発する独特の臭いがトンネルの中へと吸い込まれていく。何かに注意するように一体の悪鬼がトンネルの影に足を踏み入れた。それに続くように次々と悪鬼が流れ込み始めた。灯りのないトンネルの中を違和感なく進む。一体の悪鬼が扉の前で立ち止まった。削げ落ちたように形のなくなった鼻をドアノブに近付けて嗅いた瞬間、悪鬼は思い切りドアノブを捻り引いた。簡単に扉は開いた。扉の中へと次々と鬼が吸い込まれるように流れ混んだ。次の瞬間、悲鳴が轟いた。扉の奥に隠れていた誰かが襲われたのだろう。その悲鳴も悪鬼達の立てる物々しい雑音に一瞬で掻き消された。その時、身の丈2mはありそうな悪鬼が、ふと振り返り真後ろに位置する6番非常扉に近付いた。辺りを警戒しながら鼻で周囲を嗅いだが、結局ドアノブを握る事もないまま別の扉へと向かって去っていった。

 健二達が逃げ込んだ非常扉6番通路は、他27ある非常扉のどれとも繋がっていない隔離通路で入り口と出口の2箇所しかない空間で、直径10センチの通気口が幾箇所にも設置してあるらしく、悪鬼達が侵入してくる恐れもないうえ、酸欠になる事もない格好の避難場所だった。
『そろそろ去ったか』
「そうだな・・・。静かになった」
『健二、あんたがいつもドアノブに塗っているの何なの』
「メタノールだよ」
『メタノール?』
 瑞樹が健二に訊ねた。
「ホルマリンの原料にもなるやつ。アルコールランプなどの燃料にも使われるんだけど、瞬時に臭いも消すんだ。木酢液を蒸留すれば簡単に作れる。炭だけは山ほどあるし、火を嫌うあいつらはこれを作っている間はほとんど近付いて来れないだろ。だから、一石二鳥ってわけだ」
『よくそんな事思いついたな』
「一応は、この5人の中で俺が一番頭イイし絶対生き残りたいからな」
『頭がイイのは余計』と、やっと心臓の鼓動が治まった美香が言い返した。
「まぁいいじゃん。そのお陰で私達も生き残れてるわけだしさ」咲枝が美香を宥めるように言った。
 ここにいる5人は2ヶ月前までは普通に日向総合工科高校に通っていたクラスメイトだった。元は20人近くいたが、2ヶ月の間に襲われたり仲違いして5人にまで減ってしまった。




という文章。

これ、僕が今執筆している小説の一章節なんです。
原稿用紙で行くと210ページ目くらいに登場するシーンなのです。

このあと物語は、中盤~終盤へと入っていきます。
まぁ、だから何なんだって感じですけど、一応ご紹介しようかと思い(^^)
どうなることやら。




天使の囀り [本]

天使の囀り.jpg
【天使の囀り/☆☆☆☆☆☆☆☆★★】

北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。
恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。
さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。
アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?
前人未到の恐怖が、あなたを襲う。

という話。

最初こそ話の展開が読めない上、専門的な内容で行き詰ったのですが、途中から一気読みしました。流石貴志祐介作品でした。どんな話の展開になるのかも読めず最後まで面白い作品でした。個人的に蜘蛛のシーンが一番ショッキングだったかと・・・。
是非皆さんも貴志祐介ワールドを堪能してみては!!




そして父になる [映画]


【そして父になる/☆☆☆☆☆☆☆★★★】

『誰も知らない』などの是枝裕和監督が子どもの取り違えという出来事に遭遇した2組の­家族を通して、愛や絆、家族といったテーマを感動的に描くドラマ。順調で幸せな人生を­送ってきたものの、運命的な出来事をきっかけに苦悩し成長する主人公を、大河ドラマ「­龍馬伝」や『ガリレオ』シリーズの福山雅治が演じる。共演は、尾野真千子や真木よう子­をはじめ、リリー・フランキー、樹木希林、夏八木勲ら個性派が集結。予期しない巡り合­わせに家族が何を思い、選択するのか注目。

という話。

「出来損ないのパパ」って台詞で、映画が救われました。個人的には”ん~・・・”って箇所もあったんだけど、この台詞で映画が締まりました。
出産時の子供の取り違いってもっと騒ぐ事なのかと思ったけど、映画を見る限りではそんなもんなんだぁって感じのレベルでしたので、その部分が関心を下げた感じでした。ってか、考えるともっと深い映画だと思いました。
でも、BGMがキツい・・・。
まぁ、感動するのは確かですので、皆さん是非映画館へ。

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