京都・奈良 社寺仏閣巡り 46 天龍寺 その1 [旅行]

嵐山周辺で有名な寺院が

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世界文化遺産:天龍寺。
天龍寺は、京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町にある臨済宗天龍寺派大本山の寺院で、山号は霊亀山。寺号は詳しくは天龍資聖禅寺(てんりゅうしせいぜんじ)と称するらしいです。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石である。足利将軍家と桓武天皇ゆかりの禅寺として壮大な規模と高い格式を誇り、京都五山の第一位とされてきています。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている由緒ある寺院さん。

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境内東端に勅使門、中門があり、参道は西へ伸びている。これは、通常の禅宗寺院が原則として南を正面とし、南北に主要建物を並べるのとは異なっている。参道両側に塔頭(山内寺院)が並び、正面に法堂(はっとう)、その奥に大方丈、小方丈、庫裏、僧堂、多宝殿などがあるが、いずれも近代の再建である。
勅使門 - 四脚門。寺内最古の建物である。
法堂 - 禅寺の中心堂宇としては珍しい、寄棟造単層の建物で、1900年(明治33年)の再建。本尊釈迦三尊像を安置する。天井画の雲龍図は明治時代、鈴木松年によって描かれたが、傷みがひどかったため、1997年(平成9年)加山又造により八方にらみの龍の雲龍図が描かれた。
大方丈 - 1899年(明治32年)の建築。
小方丈 - 1924年(大正13年)の建築。
多宝殿 - 1934年(昭和9年)の建築。近代の建築だが、鎌倉時代頃の建築様式を用いている。後醍醐天皇の木像を安置する。
だそうですが、この中の大方丈と勅使門しか伺えませんでした。
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庭園は国の特別名勝及び史跡で、この広大な枯山水を誇る前庭・・・
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そして

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この方丈裏庭は指定範囲になるようです。

前庭は、勅使門から放生池を経て法堂に至る境内中心部を指し、方丈裏庭は曹源池を中心とした池泉回遊式庭園で、夢窓疎石の作庭だそうです。

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そして、この寺院で有名なのが

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東西を仕切るこの襖の雲龍の絵は、昭和32年に物外道人によって描かれたものだそうですが、肉眼だとはっきり見えるのですが撮影すると・・・反射して駄目でした。
物外道人とは若狭物外といい、明治20年秋田県に生まれ、東京芸術学校を卒業後、山元春拳に弟子入りするも自ら絶縁し、富岡鉄斎門下の山田介堂に学んだ富岡鉄斎唯一の孫弟子にあたるそうです。

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天龍寺周辺はまだまだ続きますが、次回はCMやドラマ撮影なのでも有名なあの場所です。


つづく。





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YUMI_KO

昔の人って、信じられないくらい素晴らしいものを造っていますよね。日本人て凄いなって思います。

それにしても、素敵な写真ばかりでウットリします。
by YUMI_KO (2014-03-03 18:21) 

mirai

YUMI_KOさん、本当に素晴らしいですよね。贅を尽くした建物や庭なのでしょうが、それが1000年以上の時を経て評価されて観光資源になっている事がすごいと思います。もしも今こんな事をしたら、税金の無駄遣いだのと叩かれるのでしょうね。もう現代が1000年後に誇れるものって何か残るのでしょうかね・・・。と思っちゃうと、ちょっと寂しくもあります。

ってか、僕は本当に写真に関しては素人だし、携帯のカメラしか持って歩かないので、めちゃくちゃ沢山撮って厳選できるものだけが掲載されている感じなんです。
数打ちゃ当たる作戦!!
でも、褒められる嬉しいものですね、有難うございます(^^)

by mirai (2014-03-05 12:25) 

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