クリムゾンの迷宮 [本]
【クリムゾンの迷宮:著者 貴志祐介/☆☆☆☆☆☆☆☆☆★】
藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ? 傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった。『黒い家』で圧倒的な評価を得た著者が、綿密な取材と斬新な着想で、日本ホラー界の新たな地平を切り拓く、傑作長編。
という話。
これは傑作ですね。映画化すると制限は絶対にかかるでしょう。それくらいグロテスクなシーンが多いのでしょう。
先ず、話の展開がイイ。
デスゲームが始まり、ゲームの進行上、4チームで東西南北それぞれに進むのだが、その後の展開が巧い。伏線をそれぞれに準備しているのも巧いが、何より・・・・が巧い。
この・・・・が言えないけど、読んでみればきっと解ります!
みなさんも、是非読んでみて下さい!
流石、貴志さんの作品ですね。
2013-02-05 00:00
nice!(3)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0